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あしあと

    ノロウイルス

    • ID:126

     ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。11月くらいから発生件数が増加しはじめ1~2月頃が発生のピークです。ノロウイルスに感染すると1~2日の潜伏期間があり、下痢やおう吐、吐き気、腹痛の症状が現れます。軽度の発熱を伴う場合もあります。通常、これらの症状は1~2日続いた後、治ります。後遺症もありません。

    ※赤ちゃんや高齢者など免疫力の低い方は、ノロウイルスに感染しやすく下痢やおう吐の症状がきっかけで重症になるケースもあります。下痢やおう吐の激しい場合は、脱水症状を起こさないよう水分補給をしてください。医師に相談なしで「下痢止め」などの薬は飲まないようにしましょう。

    ノロウイルスによる感染

    ノロウイルスの感染経路はほとんどが経口感染(口から体内に入る)です。

    • ノロウイルスに汚染された食品を食べて感染する場合
    • ノロウイルスに感染した方の便やおう吐物などから感染する場合

    感染症予防

    ノロウイルスの予防には、手洗いが最も重要です。

     外出からの帰宅後、食事の前、不特定多数の方が触れるような場所を触れた後には、必ず手洗いを行い、さまざまな感染症から身を守りましょう。

    手洗いの方法

     感染予防の基本は、石鹸と流水による手洗いです。
     まず、石鹸を使って15秒以上丁寧に手を洗います。指の間や親指、指先、手首など注意して洗いましょう。温水による流水で十分石鹸分を流したあと、清潔な布(ハンカチ等)で水を十分に拭き取ってください。さらに、アルコールが含まれている消毒剤をひと押し、両手全体を擦りこむようにすると殺菌効果があがります。帰宅後、食事の前、トイレの後には必ず手を洗うことを習慣づけましょう。

    食中毒予防

    1. 調理前はきちんと手洗いしましょう。
    2. 食材を過熱する際には中心部までしっかり加熱してから食べましょう。加熱の目安は85℃で1分以上です。
    3. 加熱できないものは流水でしっかり洗いましょう。
    4. 魚介類などを取り扱う調理器具と生のまま食べる野菜などを取り扱う調理器具とは使い分けましょう。

    参考


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