市長メッセージ 協働の力で、支えあいのまちづくりを推進
[2015年1月1日]
ID:7549
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輝かしい新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
市民の皆さまには、平素より市政に対しましてご理解とご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
関市は、市町村合併10周年という節目の年を迎え、私はこれを「関市の新たな10年」に向けたまちづくりを進める上での一つの起点と捉えています。新年も「日本一しあわせなまち・関市」の実現を目指し、最少の経費で最大の効果を上げるという行財政運営の出発点に立ち、創意工夫をかさねて、市民の皆さまとともにまちづくりに力を注ぎたいと考えています。
人口減少・少子高齢化という我が国が直面する大きな課題に、的確に対応していくための重点施策として、昨年に引き続き「経済・雇用」、「教育・子育て」、「文化・スポーツ」、「健康」の4つの分野について、特に力を入れて推進してまいりたいと思います。昨年はこの4つの分野において、新規事業も含め、さまざまな取り組みを行ってきました。「経済・雇用」では関市初の企業展「ビジネスプラス展」や民間企業のオープン見学会「関の工場参観日」を開催しました。「文化・スポーツ」では2回目となる「せきサイクル・ツーリング2014」を開催しました。また合併10周年を記念し「ご当地キャラ&グルメまつり」を中池運動公園において盛大に開催し、県内外から多くの方にご来場いただきました。こうした事業を実施するにあたっては、これまでのように行政の力だけではなく、民間企業や経営者、ボランティア団体やNPO団体、地域活動組織など、市民の皆さまと一緒に作り上げていくことで、質が高く、満足を感じてもらえる事業が行える、ということを昨年の取り組みを通じて特に実感しました。関市オリジナルのモデルケースがいくつか積み重なってきました。今後もこうした考え方や手法を他にも取り入れていくことで、市民協働の取り組みをさらに広げてまいりたいと思います。
関市は世界に名だたる刃物のまちであり、モノづくりのまちであります。これを強みとして広くアピールし、地域ブランド「関」を確立するため、地域産業のさらなる発展と成長を支える企業の誘致、チャレンジを試みる起業家への支援、若者から高齢者、障がい者に至る就労支援策など、積極的に取り組んでまいります。また、未来の関市、未来の日本を背負って立つ子どもたちを育むため、子や孫を安心して育てられる環境づくりにも力を入れ、子育てを総合的に支援する施策を強化していきたいと考えます。さらには、関市が掲げる「市民一人、1学習・1スポーツ・1ボランティア」を奨励し、推進することで、すべての市民の皆さまがいきいきとした心豊かな暮らしを営んでいただくための機会を提供してまいります。しあわせを実感するためには「健康」であることが最も基本的かつ重要な要素であります。市民の健康、安全・安心な生活を守るために、「しあわせヘルスプロジェクト」を推し進めながら、健康寿命の延伸、生活習慣病の予防などを図るとともに、地域医療や救急医療の充実についても力を注いでまいります。
こうしたさまざまな施策を着実に実行し成果を上げるためには、当然ながら市民の皆さまのご理解とご協力が必要不可欠となります。市民と行政との協働につながる取り組みとして、市民自らが地域課題を洗い出し、解決のための政策提案を行う「まちづくり市民会議」や、地域のことは地域で考え解決する地域自治組織の「地域委員会」の活動をさらに推進するとともに、自主的・主体的なまちづくり活動を全力で応援してまいりたいと考えています。
市民と行政が互いに手を取り合い、そして支え合うことで、直面する課題を克服し、「日本一しあわせなまち・関市」の実現に一歩近づけるものと信じています。関市が、暮らしたくなるまち、子育てしたくなるまち、働きたくなるまち、学びたくなるまち、ずっと住み続けたくなるまち、といわれるような、そんな素敵なまちになるよう、最善を尽くしてまいります。今後とも市政に対しましてさらなるご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
新春の門出にあたりまして、皆さまのご健勝とご多幸を祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
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