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あしあと

    市長のしあわせコラム(8月)

    • ID:8695

    保育園と小学校の新しいスタイル(8月)

    保育園と小学校の新しいスタイル(8月)

     子どもの数が減少傾向にある板取地域では、保育園と小学校の新しい連携のスタイルが始まっています。もともと、離れた場所にあった板取めばえ保育園ですが、
    園舎の老朽化に伴い新築を検討する中で、板取小学校の校舎内に移設することとなり、小学校校舎の改装工事を終えて今年の4 月から新たな園生活・小学校生活がスタートしました。公共施設の複合化の先進事例として、岐阜県内でも2 例目の取り組みとして大変注目を浴びています。子どもたちの生活に影響はないか・・・
     保護者や先生に大きな不都合はないか・・・私も気になることはいくつかありました。しかし先日、小学校と保育園を訪問させていただき、子どもたちが元気に学ぶ姿や元気いっぱい遊ぶ笑顔を見ることができて本当に安心しました。とはいえ、複合化による課題というものもあると思います。今後、子どもたちや先生、保護者の皆さん、地域の皆さんと意見を交わしながら、板取地域の将来のために解決の道を探していくことになるでしょう。人口減少や少子高齢化という厳しい状況にあっては難しい壁にもぶつかることと思います。それでも私が見たあの子どもたちの笑顔さえあれば、必ず乗り越えていけるものと実感しています。板取から発信した中山間地域の新しい保・小連携の形が、全国の自治体に広がっていくといいと思います。
     今後、関市は多くの公共施設が一斉に更新時期を迎えます。しかしながらすべての施設を更新することは財政的にも不可能です。そこで現在、公共施設の再配置計画を立てており、今年度中には皆さんにも説明会を開催していきます。利用者の皆さんや地域の皆さんと十分に話し合いの機会をもって、共通の理解のもとで、最適な公共施設運営を行っていきたいと思います。将来を背負って立つ子どもたちのためにも、ともに未来の関市の姿を考えましょう。

    板取めばえ保育園

    みんなで一緒に遊んだよ~板取めばえ保育園~


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