市長のしあわせコラム(2月)
[2016年1月29日]
ID:9181
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昨年12月、古田肇・岐阜県知事などとイタリア・ローマを訪問し、国際連合食糧農業機関(FAO)本部にて開催された、世界農業遺産の登録地域を決める委員会に出席しました。
会議当日の15日には、知事自らが英語でプレゼンテーション・質疑応答を行った後、委員会での慎重なる審議を経て、「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定されました。
昨年3月、「長良川の鵜飼漁の技術」が国重要無形民俗文化財に指定されましたが、加えて今回の世界農業遺産認定を受けたことにより、清流長良川の恵みを受けている農業・漁業・鵜飼や豊かな自然環境をいかに守り、育て、伝えていくか、大きな使命を担っていくことの重みを感じます。
世界農業遺産の認定証をいただきました
また、イタリアではやはり「刃物のまち」であるスカルぺリアにある刃物工場を視察したほか、フィレンツェにある「スティッベルト美術館」を訪問しました。
19世紀に無類のコレクターだったフェデリコ・スティッベルトが収集した、東洋・西洋・アラビアなどの武器や甲冑などが所狭しと並んでいます。
実は訪問前はそれほど期待はしていなかったのですが(本音)、館内には日本刀や鎧・甲冑が所狭しと並んでいて興奮してしまいました。「孫六兼元」の短刀も一振り保有されているそうですが、訪問当時はアメリカでの企画展のために貸し出していたそうで、残念ながら実物を見ることができませんでした。2017年まではアメリカに貸し出すことが決まっているそうですが、それ以降でスティッベルト美術館の日本刀コレクションを、関鍛冶伝承館で開催できたら・・・おもしろそうですね。
スティッベルト美術館にて
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