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あしあと

    市長のしあわせコラム(平成28年10月)

    • ID:10449

    ☆思いやりの気持ちをもつこと☆

     最近、特に残念に思っていることがあります。
     市役所やわかくさプラザの駐車場には、障がい者の方や妊娠されている方、もしくは小さな子ども連れの方専用の駐車スペースがあります。
     そのスペースには、誰にでもわかりやすいように、路面に色やマークが塗られています。
     本来であれば、対象の方以外は停めることのできない専用スペースですが、何もマークが付いていない車両や、高齢者マークだけ付いた車両が白昼堂々と停めてあることが多くあります。
     こういう心無い光景を見るたびに、いつも心の底から情けなく恥ずかしい思いを抱きます。
     先日の関市人権擁護委員の皆さんとの車座集会の中で伺った話ですが、ある講演の中で講師の方から「人権について、何かこれだけは必ず守る、と決めていることがあるか」という質問があったそうです。講師の方がおっしゃったのは、「私は、どれだけ混んでいても、スーパーなどで優先スペースには絶対に車を停めない」ということだったそうです。
     「人権」という言葉は、ある意味では堅苦しく聞こえて距離を感じるかもしれませんが、自らの生活の身近なところで「相手を思いやる気持ちを持つこと」こそが大切だと思います。
     ついつい、少しでも入り口に近いところに停めたくなる気持ちは誰にでも起こります。しかし、この専用駐車スペースを必要としている障がい者の方や妊娠された方がいる、ということに思いをめぐらせてもらいたい、と思います。

    必要とされる方のために

    適正な利用をお願いします


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