市長のしあわせコラム(平成29年9月)
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☆ 国産初の火縄銃と濃州関の関係とは!? ☆
昨年に引き続き、鹿児島県西之表市(種子島)を訪問してきました。昨年の初訪問は、「関音楽劇の会」の創作音楽劇『海波の音』の公演のためでした。
今回は「伝八板金兵衛清定作火縄銃」のレプリカを、西之表市からお借りするために伺いました。すでにご承知のとおり、関市の誇る一大イベント「刃物まつり」が、今年、第50 回という大きな節目を迎えます。いろいろな記念事業を展開していますが、そのひとつとして「鉄砲伝来展」を関鍛冶伝承館にて8月30 日から9月25 日まで開催します。
藩主の種子島時尭から命じられ、国産初の火縄銃を作った人物こそ、濃州関出身の鍛冶だった八板金兵衛清定です。
関市においても、国産初の火縄銃と濃州関の関わりをご存じない方もまだいらっしゃると思いますので、今回の企画展を通じて、ぜひ関鍛冶の歴史に改めて目を向けてもらえる機会になれば、と願っています。
1543 年、ポルトガル人を乗せた漂着した南蛮船から鉄砲が伝わったとされますが、「関音楽劇の会」の創作音楽劇『海波の音』を、来夏、ポルトガル(!)にて公演する、という話もあるそうです。
これが実現すれば、関市から種子島へ、種子島からポルトガルへと、鉄砲伝来から500 年以上の時を経て、鉄砲伝来ルートを遡っていくことになりますね。

種子島鉄砲まつりの様子(8月20日 鹿児島県西之表市)

西之表市長から鉄砲をお借りしました。
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