市長のしあわせコラム(平成30年10月)
[2018年9月28日]
ID:13020
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8 月18 日から24 日まで、ポルトガルとスウェーデンを視察訪問しました。
このたび、ポルトガル・フィゲイラダフォス市において、「関音楽劇の会」による創作音楽劇『海波の音』が初めて公演され、激励をかねて観劇してきました。
この音楽劇は、火縄銃がポルトガルから種子島に伝わり、それを基に初めて国産化に成功した関の刀匠「八板金兵衛清定」の物語です。500 年近くもの時代を経てポルトガルで公演されたことに、時代を越えてつながるポルトガルと関市のご縁を感じます。
会場は、観客の皆さんも大いに盛り上がり、スタンディングオべーションで幕を閉じ、私も目頭が熱くなりました。
フィゲイラダフォス市長をはじめ、皆さんから「とても心を動かされた」とのお声をいただきうれしく思いました。
スウェーデンでは、ストックホルムにて関市製の包丁を扱う百貨店や専門店を視察したり、関市製の包丁を使用するシェフが活躍する一流レストランを訪問しました。
これまで訪問したヨーロッパ諸国の包丁売り場では、ドイツ製の包丁が大部分を占めていましたが、スウェーデンでは売り場の半分以上が日本製の包丁(それもほとんどが関市製)。刃物のまち関市として誇らしく感じました。
日本の包丁は高く評価されていましたが、販売の手法として料理や包丁研ぎ教室など、製品そのものだけでなく、その道具を使ってさらに豊かになる、ライフスタイルの提案というコンセプトが多いように思いました。
日本との違いを直接自分の目で見ることができ、有意義な視察となりました。
創作音楽劇「海波の音」公演の様子(フィゲイラダフォス文化会館にて)
ストックホルムの名門百貨店の包丁売り場
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