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あしあと

    市長のしあわせコラム(令和元年6月)

    • ID:14396

    中小企業支援の更なる充実を

     5 月10 日・11 日の2 日間、6 回目を迎える企業展「ビジネスプラス展inSEKI」が、過去最高の93 事業者が参加して、これまた過去最高の4,500 人の来場をいただき、盛会裏に終えることができました。ちなみに、初回は50社、3,100 人の来場者でのスタートでした。
     関商工会議所・関信用金庫・関市の3 者共催で開催し、特に若手経営者の方が中心となって実行委員会を構成し、毎回、さまざまな改善を重ねていただいているお蔭で、毎年、規模が拡大してきています。
     関市の特徴のひとつは中小事業所が多いことです。地域経済を振興してお金が循環することが、関市の現在・将来にとってもっとも大切であるという考えに立ち、ビジネスプラス展の他にも、中小企業の売上アップの相談が無料でできる「関市ビジネスサポートセンター」(セキビズ)の設立・運営、工場のオープン見学会の「関の工場参観日」、市内の働き手不足解消のための「みんなの就職サポートセンター」の立ち上げなど、新たなチャレンジを続けてきました。
     関市の工業生産出荷額は、平成23 年が約3,200 億円でしたが、平成29 年には約3,780 億円と20%近く伸びてきています。国全体の経済状況もありますが、市内のそれぞれの事業所が大変な経営努力を重ねられた結果が、こういう数字に表れていると思います。
     関市への新たな工場建設を検討していただいている企業もありますし、関市としても新たな企業誘致をするべく、工場団地造成も調査中です。
     今年度、新しい支援策として、中小企業向けのIoT 導入支援や人材育成のための研修費助成などもスタートさせました。これからも市内の中小企業をバックアップできるよう、知恵を絞っていきたい、と思います。

    各事業所が自慢の技術をPR(ビジネスプラス展にて)

    ものづくりの現場を間近で見て、事業所や技術を知ってもらう「関の工場参観日」


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