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市長のしあわせコラム(令和元年7月)

[2019年7月1日]

ID:14397

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災害対応の重要性、胸に刻む

 ゴールデンウィーク中の5 月3 日・4 日、東日本大震災以降、岐阜県市長会として継続して支援をしており、関市役所からも職員を派遣している岩手県釜石市を訪問しました。
 派遣している職員の激励が目的ですが、昨年7 月豪雨災害で大きな被害を受けた関市の市長として、出水期を目前に控えて、事前と事後の災害対応の重要性を改めて胸に刻みたい、という思いもありました。
 釜石市では復旧・復興現場を何カ所もまわりましたが、特に心に残ったのは多くの方がお亡くなりになった鵜住居地区防災センターの跡に建設された「祈りのパーク」でした。
 東日本大震災当日、指定避難所ではなかった防災センターに多くの方が避難をして、結果として160 名以上の方が犠牲となりました。
 最初に釜石市を訪問した際、解体される前の防災センターの内部を見させてもらい、実際に津波に巻き込まれた方の体験を聞かせてもらいました。
 その日は冷たい風が強く吹き荒れ、ヒューヒューと鳴る大きな風きり音が、津波に飲み込まれて命を落とされた方の慟哭のように感じ、手を合わせたことが忘れられません。改めて、祈りのパークにて心から哀悼の誠を捧げました。
 お忙しい中、野田市長にも面談の時間を割いていただきました。復旧・復興事業のお話も伺ったのですが、今年のラグビーワールドカップについても話題に。
 試合会場となる釜石鵜住居復興スタジアムも完成し、私もスタジアム内を案内していただきました。釜石市と関市はラグビーでもご縁があるので、釜石市の復興状況やスタジアムの概要などのパネルを、ラグビーワールドカップや南アフリカチームの合宿地であることのPR の意味も含めて、関市でも展示したい、と思います。

祈りのパーク(釜石市提供)

釜石鵜住居復興スタジアム(釜石市提供)

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