令和2年 年頭ごあいさつ
[2020年1月1日]
ID:14850
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輝かしい新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は、本市にとって大きなニュースが2つありました。まず、1つは「平成」最後の年として、元号と同じ地名がある武儀地域が、再び全国の話題となったことです。「ありがとう平成時代」と銘打った催しが行われ、道の駅「平成」が、連日、多くのメディアに取り上げられるなど、かつての平成の改元時を思い出させるほどの賑わいをみせました。平成時代への感謝を示し、新たな令和時代へと希望をつなぐ出来事となりました。
もう一つは、ラグビーワールドカップ2019日本大会で優勝した南アフリカ代表チーム「スプリングボクス」が、本市でテストマッチの事前キャンプを開催したことです。グリーンフィールド中池で行われた激しい練習を一般公開したほか、市内小中学校や関商工を訪問し、児童生徒とも交流しました。世界トップレベルの選手と交流する機会を持てたことは、将来を担う子どもたちにとって、大変貴重な経験となりました。
そして、本年は、令和の新しい時代に向け、「防災・減災」「ICT」「経済・雇用」「教育」「伝統・文化」の5つの重点課題に取り組んでまいります。特に、防災減災対策では、津保川河川改修や停電対策をはじめとするハード整備のほか、全自治会を対象とした災害避難カードの作成、住宅の耐震化支援などのソフト事業もあわせて推進いたします。
また、ICTの導入により、市役所窓口における手数料等のキャッシュレス化、RPAによる事務の効率化、自動運転車両の試行運転など、これまでの行政サービスを刷新し、新たな時代に適合した住民サービスを進めてまいります。そのほか、刃物のまちの観光・産業・文化の拠点となる刃物ミュージアム回廊は、着実な整備を図ります。また、児童生徒の給食がより清潔・安全な環境で作られるよう、新学校給食センターの供用を開始いたします。
本年は、市制70周年・合併15周年の記念すべき年を迎えます。これまでの軌跡を振り返り、未来への希望と誇りを醸成するために、「キセキを未来へ」をキャッチフレーズとして、市では70の取組・記念イベントを展開する予定です。市民の皆さまはもちろん、市民団体や事業者の皆さま方にもご賛同・ご協力いただき、市全体でこの市制70周年を盛り上げたいと考えています。
今の時代を生きている者の責任として、数多の先達が築き上げてくださったこの関市を、次の世代に、より良いまちとしてつないでいく新たな決意を胸に、本年も市政運営に全力投入することを改めてお約束申し上げるとともに、市政に対しましてご理解とご協力を賜りますことを心からお願い申し上げます。
新春の門出にあたり、皆さまのご健勝とご多幸を祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。
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