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あしあと

    市長のしあわせコラム(令和2年1月)

    • ID:14864

    「修養」と「努力」の1 年に

     新年、明けましておめでとうございます。市政に対する抱負は巻頭で述べていますので、このコラムでは例年と同じく個人としての抱負を述べます。
     昨年の年頭では、「初心忘るべからず」という言葉を掲げました。今年の抱負は、これまでも何度かこのコラムでも紹介していると思いますが、ライオン宰相と呼ばれた浜口雄幸の著書「随感録」から。
     「余の信ずる所によれば、人格は努力と修養とによって完成せられないまでも少くともある程度において向上発達せられ得べきものであり、また向上発達せしめなければならぬものである。
     余は生来極めて平凡な人間である。ただ幸いにして余は余自身の誠に平凡な人間であることをよく承知しておった。
     平凡な人間が平凡なことをしておったのでは、この世において平凡以下の事しか為し得ぬこと極めて明瞭である。修養と努力とは、自覚したる平凡人の全生活であらねばならぬ。」
     これは23 歳で松下政経塾に入塾した当日、住友生命の新井正明・名誉会長から教えていただきました。
     この言葉に初めて接したとき、粛然と身が引き締まる思いをしたことを、25 年が経った今でも鮮明に記憶しています。
     私自身、「平凡人」たることを自覚し、関市のために、市民の皆さんのために、「修養」と「努力」を続ける1 年とします。

    安桜山展望台から望む市街地


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