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あしあと

    市長のしあわせコラム(令和2年2月)

    • ID:14940

    予算編成のプロセス

     今回のコラムは少し硬い話になります。お許しください。今月2 月19 日から、令和2 年関市議会第1 回定例会が開会します。この議会で最も重要な議案は、福祉・医療・教育・産業など市民の皆さんの生活に直結する令和2 年度予算案です。
     予算案を作っていく過程としては、昨年10 月にまず大元となる予算編成方針を示し、その後、各課が概算要求案を作成し、部室内での部長・室長の査定、財務部長・財政課の査定を経て、最終的な市長・副市長の査定と進みます。
     私が査定する前までには、予算案の大きな枠組みについては、最初に示した予算編成方針にかなり近づいたかたちになっています。
     また、重点的な新規事業や拡充事業については、昨年から定期的に行っている各部・各課との市長協議や、個別の打ち合わせを重ね、ある程度事前に詰めていきます。
     さらに各地域からの道路等の要望箇所については、年末、担当部長・課長等と一緒に私自身も現地を確認しています。今回の事業個所については、4 日間で約150ヵ所をまわりました。
     先月1 月中旬から下旬にかけて、副市長と一緒に査定を行いましたが、ここでは財政のやりくりなどの大きな枠組みの判断をしたり、重点事業について予算を増額したり、逆に詰めてきた事業でも生煮えと感じたものは事業を先送りしたり、それぞれの事業について最終的な判断をします。
     こうして、長い時間と大きな労力をかけて作成した予算案を、市議会に提案して市議会議員の皆さんに審議をしていただき、可決をいただいた後にその予算に従って市民の皆さんへの行政サービスを提供していくことになります。
     関市では、上に書いたような予算の編成過程も含めて、市ホームページに公開しています。ご興味のある方は少し覗いてみてください。
    https://www.city.seki.lg.jp/0000014710.html
    (令和2年度当初予算)

    整備事業費の計上を予定している刃物ミュージアム回廊内せきてらす(地域交流施設)


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