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あしあと

    市長のしあわせコラム(令和3年8月)

    • ID:17263

    浮き上がって俯瞰する

     関市役所では、部長級以上の会議、課長級以上の会議を定期的に開催しています。7月の課長級以上が出席した会議において、管理職として頭に置いてもらいたいことを3点に絞って伝えました。


    1.浮き上がって俯瞰する

    目の前にある山のような業務に忙殺されがちになるからこそ、管理職はあえて浮き上がって全体像と今後の先行きを俯瞰して見る

     

    2.まずは全体の枠組み、次いで細部を詰める

    いきなり細部に入り込むのではなく、まずは全体の枠組み・スケジュールなど大きな流れを固めて、その後に細部を詰めていく

     

    3.仕事は楽をする

    真面目に仕事をこなすだけでなく、生産性・効率性を上げるため、同じ仕事を少ない労力・時間でこなして楽をすることを考える

     

     管理職の仕事としては、実務に入り過ぎてはならず、常にどこか客観的というか、第三者の意識というか、冷静な視点が必要です。空中にフワリと浮き上がった気持ちで、現在地と目的地とその全体地形・道筋を見極めなければいけません。

     時間も財源もマンパワーも限られている中、まずは全体のフレームワーク、仕組みづくりをすることが先決です。それは業務の優先順位を決めることでもあり、絶対に外してはならない大きな幹を優先し、枝葉については後回しにする判断が求められます。

     費用対効果を上げるために、費用を下げることも意識しなければなりません。お金だけでなく時間・手間暇も大きな費用であり、結果として市民サービスの向上につながります。

     

     以上の3点は、市長である私自身が常に頭に置いていることです。

    集団接種の会場を俯瞰する


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