市長のしあわせコラム(令和3年11月)
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リーダーになれても、リーダーシップはとれない
このコラム原稿を書いているのは10 月14 日、まさしく衆議院が解散された日です。皆さんがこのコラムを目にするときには、すでに衆議院選挙の結果が出た後だと思います。
新内閣が発足した直後、新聞社からコメントを求められました。そのときに伝えた考えの一部を紹介します。
どこかで誰かに聞いたのか、何かの本で読んだのか、忘れてしまったのですが、
「リーダーになれても、リーダーシップはとれない」
という言葉を、座右の銘のひとつとしています。
市長のケースに当てはめれば、市民の皆さんに対して耳障りのいいことや、やれもしないことを公約にして、選挙で勝ってしまえば市長というリーダーの地位につくことはできます。(いくつかの首長選で「市民に5 万円・10 万円を配る」と公約に掲げ、当選後に平気で約束を破った何名かの首長がいましたね)
しかし、リーダーシップ論のひとつのPM 理論を例にとれば、自分の信念に基づき目標を設定し達成する力(Performance function)、集団を統率する力(Maintenance function)を発揮することは、そうそう簡単なことではありません。
私自身、市長というリーダーのポジションにいることは間違いありませんが、果たしてリーダーシップが取れているかどうか、常に自らに問うています。
総理大臣という一国のリーダーになること自体、並大抵のことではありません。しかし、「リーダー」となられた今、目標に向かって集団を束ねて結果を出していく「リーダーシップ」が求められていく、と思います。

「組織の結束を高め(M)、目標を達成する(P)」
自問自答し、責任感を持って方向性を示すようにしています。
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