市長のしあわせコラム(令和4年9月)
[2022年8月29日]
ID:18646
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いきなりですが、私は落語をよく聴きます。
関市でも善光寺や千手院にて定例で行われていた「まちなか寄席」が、最近はコロナ禍のため開催されておらず、再開を心待ちにしています。
NHKテレビ「日本の話芸」は必ず録画して観ますし、NHKラジオ「真打ち競演」や「NEXT名人寄席」は、自宅と市役所間を運転しながら車中で聴くことが多いです。
また、東京出張の際、時間が許せば新宿末広亭・上野鈴本演芸場・浅草演芸ホールに足を運んで寄席に行くこともあります。
もちろん、理屈抜きで「面白いから」というのが落語が好きな理由ですが、噺のプロである落語家の方に対して、さすがだな、と思うことが多々あります。
落語の本題に入る前に「枕」がありますが、その後の話にうまく繋がるように「枕」を振って、笑いをとりながら、すっと本題に入っていく・・・これは簡単にはできません。
先日、東証上場企業の経営者の方との懇談の中で、「スピーチで気を付けていることは何か」という話題となりました。
私が答えたのは、1とにかく短く、2伝えたいポイントは1点に絞る(最大でも3点)、3笑いをひとつ入れる、というもの。
短く話すのも、ポイントを絞るのも、これまた口で言うほど簡単ではないのですが、一番難しいのは「笑い」を入れることですね。
落語を聴けばスピーチが上手くなるわけではありませんが、少しでもマシになれば、と祈りを込めつつ。
せきてらすでスピーチをする様子
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