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あしあと

    市長のしあわせコラム(令和4年10月)

    • ID:18714

    かけがえのない思いでを子ども達に

    先月号のコラムにて、落語とスピーチについて書きました。なんとコラムを読んだ市民の方から、郡上での「上方落語の会」にご招待をいただき、郡上市出身の桂弥太郎さん等の落語を楽しむ機会をいただきました。ありがとうございました。
     ちゃんと目を通していただける方がいるんだな、と嬉しく想い、励みにもなりました。
     「芸術の秋」ということで、文化芸術の話を。
     田原小学校に通っていたとき、何回か芸術鑑賞会がありました。舞台鑑賞で劇に登場する3 人組が「アン」「ポン」「タン」という名前で大笑いしたこと、音楽鑑賞でハチャトゥリアン「剣の舞」の木琴演奏の速さに驚いたことは、40年を経た今でも鮮明に覚えています。
     当時の教育委員会・学校そしてPTA の皆さんが、普段は経験できない芸術鑑賞の機会を、私たちに作ってくれていたんだなぁ、と感謝の気持ちとともに思い返しています。

     関市では、ただ単に音楽コンサートを開催するだけでなく、保育園・小学校・中学校に演奏家が訪問をして、子ども達が間近で生演奏を聴ける機会を作る「アウトリーチ」活動にずっと力を入れてきています。
     今年度は新たに東京フィルハーモニー交響楽団の一流演奏家による、アウトリーチも予定しています。
     この基にあるのは、私自身が感謝している体験・機会を、関市の子ども達に繋げていきたい、という想いです。
     何十年か後に、たとえ数は少なくとも、「子どものときに、学校で生演奏を聴いたなぁ」と思い出してくれることを願いつつ。

    第290回市民の劇場より
    東京フィルトップメンバーによる「名曲スペシャルコンサート」の様子


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