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あしあと

    市長のしあわせコラム(令和5年1月)

    • ID:18923

    修養と努力

     新年、明けましておめでとうございます。市政全般に関する抱負は、巻頭にて述べていますので、年頭にあたっての私個人の抱負を記します。
     いろいろと考えたのですが、結果としては繰り返しとなってしまいますが、「修養と努力」をやはり掲げます。
     昭和初期の激動の時代に総理大臣を務め、その風貌からライオン宰相と呼ばれた浜口雄幸に、「随感録」という著書があります。その「随感録」の一説です。

    「余の信ずる所によれば、人格は努力と修養とによって完成せられないまでも少くともある程度において向上発達せられ得べきものであり、また向上発達せしめなければならぬものである。(略)」
    「余は生来極めて平凡な人間である。ただ幸いにして余は余自身の誠に平凡な人間であることをよく承知しておった。平凡な人間が平凡なことをしておったのでは、この世において平凡以下の事しか為し得ぬこと極めて明瞭である。修養と努力とは、自覚したる平凡人の全生活であらねばならぬ。」

     私自身、「平凡人」たることを自覚し、関市のために、市民の皆さんのために、「修養」と「努力」を続ける1 年とします。
     なお、関市立図書館にも浜口雄幸「随感録」が所蔵されていますが、これは関市の初代市長である亀山一二・市長の蔵書を関市に寄贈いただいたものです。

    常に上を目指して跳んでいきます


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