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オーラルフレイルを予防しましょう

フレイルとは

 誰しもが年を重ねて体と心が弱ってくると、 だんだんと身の回りのことができなくなり、 介護が必要になってきます。
 この体と心が弱ってくることを「フレイル」と呼んでいます。 一度フレイルになってしまうと、

  1. 筋肉量が減って安静代謝が落ちる
  2. 代謝が落ちて食欲が減る
  3. 食欲が減って低栄養となり、筋肉量が減る

という負の連鎖(フレイル・サイクル) に陥ってしまいます。
 フレイルを予防するため、フレイルから健康な状態に戻るため、 しっかり食べて栄養を取る事はとても大切です。

オーラルフレイルとは

 フレイルを予防するためには、体の機能を維持する為に、 しっかりと食べて栄養を取ることが必要です。そのためには、 ”噛む・飲み込む”といった 口の機能を健康に保つことが重要です。
 オーラルフレイルとは、口に関する“ささいな衰え”を 見逃さないように、口の機能低下、食べる機能の障害、 さらには心身の機能低下までつながる “負の連鎖” のことを周知し、予防してもらうためのものです。

負の連鎖

負の連鎖 → 口腔機能の低下
→ 心身機能の低下(フレイル)

オーラルフレイルの定義

 老化に伴う様々な口腔の状態(歯数・口腔衛生・口腔機能など)の変化に、口腔健康への関心の低下や心身の予備能力低下も重なり、口腔の脆弱性が増加し、食べる機能障害へ陥り、さらにはフレイルに影響を与え、心身の機能低下にまで繋がる一連の現象及び過程。

オーラルフレイル予防のために

  1. かかりつけ歯科医を持ちましょう!
  2. 口の“ささいな衰え”に気をつけましょう!
  3. バランスのとれた食事をとりましょう!

オーラルフレイルのセルフチェック表

自分の口の健康状態を知って、オーラルフレイル対策を

出典:東京大学高齢社会総合研究機構 田中友規、飯島勝矢

質問事項 はい いいえ
半年前と比べて、堅い物が食べにくくなった はい(2点) いいえ
お茶や汁物でむせることがある はい(2点) いいえ
義歯を入れている※ はい(2点) いいえ
口の乾きが気になる はい(1点) いいえ
半年前と比べて、外出が少なくなった はい(1点) いいえ
さきイカ・たくあんくらいの堅さの食べ物を噛むことができる はい いいえ(1点)
1 日に2 回以上、歯を磨く はい いいえ(1点)
1 年に1 回以上、歯医者に行く はい いいえ(1点)

※歯を失ってしまった場合は義歯等を適切に使って堅いものをしっかり食べることができるよう治療することが大切です。

点数 判定 コメント

 点

合計の点数 判定
0~2点 オーラルフレイルの危険性は低い
3点 オーラルフレイルの危険性あり
4 点以上 オーラルフレイルの危険性が高い

かかりつけ歯科医に定期的に通い、
ずっと笑顔で“健康長寿”を目指しましょう!

◎相談窓口

一般社団法人 関歯科医師会

郵便番号 501-3873
住所 関市日ノ出町 1-3-3(関市保健センター内)
電話 0575-22-0097
FAX 0575-22-0097

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関市役所 高齢福祉課

〒501-3894 岐阜県関市若草通3丁目1番地 電話 0575-23-9007