令和5年10月29日（日）　午前8時　から　正午　まで

　令和5年10月29日（日）の早朝に地震が発生し、関市内で震度7を観測した想定で訓練を実施しました。

　市内では、家屋の倒壊や山地の崩壊等による多数の人的被害が発生しており、幹線道路の液状化や倒壊家屋の飛散によって道路の通行に支障が発生している箇所がある状況も想定しました。

　市内自主防災会は、「防災訓練メニュー」により、あらかじめ地域の特徴に合わせた訓練を計画し、実施しました。この中では、安否確認の訓練や、備蓄倉庫の確認を行いました。また、避難訓練を行った自主防災会は、関市災害対策本部に避難者数・被害状況等を報告し、災害時対策本部との連携について確認しました。

　市の災害対策本部運営訓練では、実際に本部に被害情報を流すことで、本部内での情報共有や各班（各課）への指示、報道機関等への発信手順など、災害に対する一連の動きを実践的に訓練しました。

　各班（各課）における対応訓練では、災害時の役割に沿った訓練を事前に計画し、実施しました。福祉避難所の開設、地域と連携したマンホールトイレの設置、緊急支援物資搬送・配布の手順を確認しました。

　さらに、指定避難所の開設・運営訓練では、実際に市内すべての小中学校を開き、現場において避難者の受入れ手順や備品の取り扱いについての訓練を実施することで、職員の防災知識の習得に努めました。