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    災害時におけるペットとの避難について

    • ID:21641

    大切なペットを守るために

     災害はいつ起きるか分かりません。災害が発生したときには、人と同じく、動物も被災します。大切な家族の一員であるペットと安全に避難するために、日ごろから防災用品の準備やしつけをしておきましょう。

    日ごろの備え

     避難所のペットの飼育管理は飼い主が責任をもって行います。そのために、飼い主はペットのしつけや物資の準備などをしておく必要があります。

    ペットのしつけ

     避難所には、動物が苦手な人やアレルギーの人がいる可能性があります。他の避難者に迷惑をかけないようにするためにも、日ごろから訓練させておく必要があります。

    <災害に備えたペットのしつけ(例)>

    • 犬には「まて」や「おすわり」等の基本的な動作ができるようにさせる
    • ケージやキャリーケースに入ることに慣れさせる
    • 決められた場所で排泄できるようにさせる

    ペットに必要な物資の備え

     避難先での生活に備え、以下の項目を参考にしながら物資を準備しましょう。災害発生時は物資が手に入りづらくなるため、少なくとも5日分、できれば7日分以上を目安に準備しておきましょう。

    <動物の健康や命にかかわるもの>

    • ペットフード
    • 療養食、薬
    • ケージキャリーバッグ
    • 予備の首輪
    • リード(伸びないもの)

    <ペット情報>

    • 飼い主の連絡先、飼い主以外の緊急連絡先がわかるもの(迷子札など)
    • ワクチン接種の状況、病歴、投薬中の薬、かかりつけ動物病院の情報がわかるもの(愛犬手帳など)

    <ペット用品>

    • タオル
    • ブラシ
    • ウエットタオル
    • ペットシーツ
    • 排泄物の処理用具
    • お気に入りのおもちゃ


    こちらのチェックリストも活用してください。

    ペットの所有者明示

     ペットに飼い主の名前と連絡先が記載された迷子札をつけておくと、飼い主とペットが別々の場所で被災しても再会できる可能性が高くなります。

    ペットの健康管理

     災害が発生すると、環境の変化によるストレスや害虫の発生、他の動物との接触機会の増加などにより、ペットが感染症などにかかるリスクが高まります。これを防ぐために、日ごろから次のような予防をしておくことが重要です。

    • 犬は毎年狂犬病予防注射をする
    • 犬フィラリア、ノミ、ダニ等の寄生虫を駆除するとともに、感染を予防する
    • 感染症予防の混合ワクチンを接種する
    • 性的ストレスを軽減させるために、不妊去勢手術を実施する


    ペットの避難先

     ペットの避難先は指定避難所だけでありません。あらかじめ洪水ハザードマップ等で浸水害、土砂災害の危険エリアを確認し、危険な場所に居住する方は、安全な避難先を探しておきましょう。以下の避難先の例も参考にしてください。

    <自宅>
     安全な場合に限り、自宅で生活することができます。避難所に避難している飼い主が、ペットの世話をするために自宅に通うこともできます。

    <知人宅など>
     安全な場所に住んでいる知人宅に預けることも検討しましょう。ただし、知人宅についても、洪水ハザードマップで安全の確認はしておきましょう。その他、料金は発生しますが、ペットホテルに預けることもできます。

    <指定避難所>
     避難所におけるペットの飼育は、動物が苦手な人やアレルギーの人がいる可能性があることなどから、避難者の居住スペースから離れた屋外で飼育することになります。また、危険な動物や特別な管理が必要な動物については、避難所での受け入れができないため、自宅や知人宅などで飼育する必要があります。


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