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    自主防災会の活動について

    • ID:3866

    自主防災会とは

     自主防災会とは、災害時に住民のみなさんが地域ごとに団結し、自らの手で自らの生命・身体・財産を守るために結成された組織のことです。関市では、原則として自治会単位での自主防災会の結成を推進しています。

    自主防災会の必要性

    自主防災会の避難の呼びかけイメージ

    大規模災害が発生すると… 

    • 火災などが同時多発し、消火、救急救助などの要請が集中します。
    • 情報網の寸断、道路などの損壊や交通渋滞、停電や断水などが広範囲で発生します。
    • 市や各防災機関の職員も被災します。

     関市をはじめ、各防災関係機関は、全力を挙げて防災活動に当たりますが、このような悪条件が重なることで力が分散され、被災地域すべてを救うことができないことも十分に考えられます。

     このような事態に直面した時、被害を防いだり最小限に食い止めるには、自分の身を守る『自助』や市役所などが行う『公助』のほか、市民のみなさんが地域ごとに団結し、初期消火活動、被災者の救出救護や避難誘導を行うなどの『共助』による自主防災活動が非常に大切です。

     自治会や区の単位で『自主防災会』という災害に備える組織をつくり、災害時に必要なことを話し合ったり、防災訓練などの取組を実施することで、災害に強い地域を目指しましょう。

    自主防災会の活動

    地域で防災について考えてみよう!

     『関市防災ガイド』などを活用して、災害が起きた時を想定して自主防災会の皆さんで話し合いを行いましょう。

    • どこに避難しますか?
    • いつ、だれと避難しますか?
    • 何を持っていきますか?
    • だれが避難する場所のカギを開けますか?
    • 個人や地域で何を備蓄しておきますか?  など
    防災ガイドを用いた話し合いのイメージ

     関市防災ガイドの詳しい内容は、こちらをご覧ください。(別ウインドウで開く)

    防災訓練をやってみよう!

    防災訓練のイメージ

     日ごろから防災について活動することが、いざという時にあなた自身と家族、地域の皆さんの命を守ることにつながります。水害が多くなる時期に備えて、訓練を実施しましょう!

     また、毎年『関市自主防災会防災訓練メニュー』を各自主防災会に配布しています。この中には「地域で行ってほしい訓練」を例示するほか、「家庭でできる訓練」や訓練の計画の仕方なども記載しています。訓練の計画にあたって、ぜひ活用してください。

    緊急時の連絡体制を整備しよう!

    緊急時の連絡体制のイメージ

     災害が発生したとき、会員の安否確認や被害状況等の情報伝達をするためには、あらかじめ緊急時の連絡手段を決めておくことが大切です。

     連絡体制の整備には、例えば次のような方法が考えられます。

    • 緊急連絡網を作成する。
    • SNSを利用する。
    • メーリングリストを利用する。

     また、災害時は自主防災会の会員同士で協力し、整備した連絡体制を活用して、地域内の人に避難するよう呼びかけを行いましょう。

    自主防災会内で役割を決めよう!

     緊急時に、組織的な活動を円滑に行うために、あらかじめ自主防災会のなかで役割を決めておきましょう。また、担当する役割ごとに、日ごろからどのような取組が必要となるか考えましょう。

     次に示す役割は、ひとつの例です。地域の実情に合わせて、必要な役割を検討しましょう。

    役割と日ごろの活動・災害時の活動
    役職名日ごろの活動(例)災害時の活動(例)
    会長・副会長
    • 組織の統括
    • 市との連絡調整
    • 防災学習会の開催
    • 組織の統括
    • 市災害対策本部との連絡調整
    • 地域の被害情報の集約
    情報係
    • 災害時の安否確認や被害情報について効果的な情報収集の方法の検討
    • 災害時の情報共有の手段の検討
    • 避難指示等や道路規制などの情報収集
    • 地域の被害情報(人的、物的)の収集
    • 集約した情報を会員に共有
    避難誘導係
    • ハザードマップによる地域の災害リスクの確認
    • 安全な避難場所や避難経路、避難誘導の方法の検討
    • 避難誘導や経路の安全確認
    • 避難誘導の実施
    • 避難所における防犯対策の実施
    消火係
    • 地震時の火災発生防止対策の啓発
    • 消防署や消防団と連携した消火訓練の計画
    • 消火器具の点検、整備
    • 初期消火活動の実施
    • 地震時の火災発生防止対策の広報
    • 消火器具の使用状況の把握
    救出救護係
    • 応急救命講習などの計画
    • 救急用品の点検、整備
    • 救出救護活動の実施
    • 消防署等への負傷者情報の連絡
    • 救急用品の使用状況の把握
    給食給水係
    • 家庭内備蓄の啓発
    • 自主防災会で備蓄する食料や資機材の確認
    • 物資の配分についての計画
    • 計画にもとづく物資の配分
    • 炊き出し、給水活動
    • 食料等の使用状況の把握

    地区防災計画をつくってみよう!

     地区防災計画とは、災害対策基本法に基づき、一定の地域の居住者や事業者が自分たちの地域の特性を把握した上で、平常時や災害時の取組を明らかにするために自発的に作成する計画です。


     詳しい内容や作成マニュアルは、こちらに記載しています。(別ウインドウで開く)

     自主防災会の皆さんで確認し、作成を検討してみましょう。

    防災関係補助金を活用しよう!

     自主防災会の活動には、訓練や資機材購入、防災士資格の取得などに補助金を活用できる場合があります。地域の皆さんで話し合い、積極的な活用を検討してください。

     補助金の詳しい内容はこちらをご覧ください。(別ウインドウで開く)

    パンフレット

    (パンフレット)自主防災会の活動について


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