台所では

冷蔵庫は働き者！やさしく上手に使いましょう。 台所にある冷蔵庫は、一年中働き続けています。そのために、消費する電力もかなりのものです。私たちが食事をして生きているのと同じように、冷蔵庫も電力をたくさん消費し、働き続けているのです。このエネルギーの大食らいである冷蔵庫の使い方をちょっと工夫すれば、家庭での電力は少なくなります。
また、ガスや水道の使い方の工夫や、環境にやさしいクッキングに努めましょう。

• 冷蔵庫に食品を詰めすぎない。
• 冷気の循環が悪くなり、電力を4～5％余分に消費します。
• ドアの開け閉めの回数を減らす。
• 熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる。
• ドアのパッキンをときどき点検する。
  はがきが入る程度のすき間があれば取り替えます。
• 日当たりのよいところやガスコンロの側に置かない。
  また、壁に対して頭10cm、背中10cm、両脇2cm以上のすき間をあける。周囲の温度が15℃から30℃に上がると、消費電力量は80％アップします。

• ぬれたなべやヤカンは底をふいてから火にかける。
  水がついていると余分な熱が必要になり、熱効率が2％落ちます。
• ガスコンロの炎がなべやヤカンの底からはみ出さないようにする。
  はみ出した炎はエネルギーを無駄に消費します。
• ガスコンロで水から沸かすより、給湯器のお湯を加熱するほうが効率的。

ガス瞬間湯沸器　80％
ガスコンロ　40％

• 給湯器の種火や電源をこまめに消す。
• 設定温度を高くしすぎず、食器洗いはできるだけ低い温度にする。

• 水の流しっぱなしをやめ、ためすすぎをする。
• 節水コマを蛇口にとりつける。
• 食器などはまとめて洗い、洗剤を使いすぎない。
• 食べ残しがないよう量を考えて調理する。
• 排水口や三角コーナーには細かい水切りをつける。古いストッキングなどで水切り袋をつくることができます。
• 米のとぎ汁は、庭木や花のまき水に利用する。
  毎日でる米のとぎ汁は、生活排水として水を汚しています。