池尻大塚古墳
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国指定史跡 弥勒寺官衙遺跡群/弥勒寺史跡公園 >> 池尻大塚古墳
池尻大塚古墳
池尻大塚古墳
池尻大塚古墳は、池尻山の支尾根の裾に造られた大型方墳で、古代の武義郡を治めたムゲツ氏の先祖の墓と考えられています。弥勒寺遺跡群の西端に位置し、石室の石材が露出している様子から「美濃の石舞台古墳」とも呼ばれます。
2008(平成20)年に第1次の範囲確認調査、2011(平成23)年に第2次の範囲確認調査と天井石を取り外して石室内部の発掘調査が行われました。これによって、規模は一辺が約23~25メートルで、2段に築成されていた可能性があり、前面をやや西に傾けた不整な方形をしていることがわかりました。地形に制約されながらも、眼下の長良川を意識して造られたと思われます。
石室内の調査は、玄室の床面積の30%程度にとどまりましたが、石室の規模、構造が明らかとなり、奥壁の両側床面に埋設された土師器の小壺と須恵器(坏蓋)、鉄地金銅張飾金具(てつじこんどうばりかざりかなぐ)が出土しました。
発掘調査
側壁(奥壁側)
池尻大塚古墳発掘調査報告
現地説明会
弥勒寺遺跡群発掘ニュース 池尻大塚古墳第2次発掘調査<現地説明会版>
- 発掘ニュース 池尻大塚古墳 (ファイル名:shiryou.pdf サイズ:9.62MB)
墳丘の調査、石室の調査の状況、石室内の出土品 など
発掘調査報告書
池尻大塚古墳
- 表紙、目次、I 調査に至る経緯と経過、II 墳丘 (ファイル名:Ikejiri_Otsuka-Kofun_1.pdf サイズ:23.27MB)
- III 石室、IV 自然科学分析、V 今後の課題 (ファイル名:Ikejiri_Otsuka-Kofun_2.pdf サイズ:15.74MB)
※この調査報告書は、『弥勒寺東遺跡 III-第1部 館・厨区域ほか/第2部 池尻大塚古墳-』の第2部を別冊としたものです。 記載内容には変更ありません。
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