メタボリックシンドローム
[2018年4月2日]
ID:124
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メタボリックシンドロームとは、過剰に内臓に脂肪が貯まった状態(内臓脂肪)でいることで、高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病を発症しやすくなっている状態のことです。これは将来、脳梗塞や心筋梗塞などを発症する可能性も高くなります。厚生労働省の調査によるとメタボリックシンドロームの状態または予備群の人は、40から74歳の男性では2人に1人、女性では5人に1人といわれています。
内臓脂肪から出るホルモンの作用により、
※1に当てはまり、かつ2のリスクの内2つがあてはまる方はメタボリックシンドロームと診断されます。
食事や運動、生活リズムなど生活習慣が影響し、その積み重ねが今の体の状態を作ります。
生活習慣を見直すことから始めてみましょう。
※「はい」と答えた項目が多いほど、生活習慣のみだれが心配な方です。
「早寝、早起き、朝ごはん」と言われるように生活のリズムを整え、決まった時間に食事をすることが大切です。早起きし、しっかり朝食をとれば朝から活動的な1日を過ごせます。身体活動量が増える=消費エネルギーが増えるので、脂肪が蓄えられにくくなります。
メタボリックシンドロームの予防や改善には、バランスのとれた食事を1日3食規則的にとることが大切です。食事バランスガイド(添付ファイルをご覧ください)を参考に、1回の食事に、主食・副菜・主菜をそろえ、食事リズムを整えましょう。
添付ファイル
内臓脂肪を減らすには有酸素運動(ウオーキング、ジョギング、水中運動など)がお勧めです。20分以上、軽く息切れをする程度の運動を週2回以上行うことで効果的に脂肪を減らすことができます。継続することで効果がありますのでまずは1か月続けてみましょう。
健診では、身長・体重測定はもちろん血圧測定、血液検査を行います。結果からは、メタボリックシンドロームの傾向など体の中の状態を知ることができます。このため、より健康になるための生活習慣改善のきっかけとなります。年に1回受けることで自分の体の傾向を知ることができ、健康度を確認することになります。健診を受けた結果、生活習慣の改善が必要となる方には保健師や栄養士による「特定保健指導」を受けていただき、より健康に過ごすための日常生活のアドバイスを受けていただけます。ますます健康に生活できるサポートを「特定保健指導」では行います。
ヤング健診 | 特定健診 | |
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対象年齢 | 30から39歳 | 40から74歳 |
実施主体 | 関市(保健センターからご案内します) | 各医療保険者(国民健康保険、社会保険など加入している保険からのご案内です) |
受診方法 | 指定医療機関で受ける個別健診または保健センターの集団健診 | 各医療保険者が指定する方法 |
健診内容 | 身体計測、腹囲測定、血圧測定、血液検査(脂質、血糖、肝機能、貧血)、尿検査など | 身体計測、腹囲測定、血圧測定、血液検査(脂質、血糖、肝機能、腎機能)、尿検査など |
健診を受けた後、生活改善の必要な方へ健康相談の案内があります。その中で、「特定保健指導」の対象となる方には、生活習慣を改善するために保健師・栄養士などの専門職が全面的にサポートしていきます。
※6か月間実践していくために、保健師や栄養士がお手伝いさせていただきます。
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