関市子ども会育成協議会

　子どもは、学校や家庭での教育とは別に、「遊び」を通じて社会の一員として必要な知識、技能、および態度を学んでいます。このような子どもの遊びの特徴をとらえ、健全な仲間づくりをすすめ、心身の成長発達に大切な活動を促進助長するのが子ども会です。
　活動の基本となる子どもたち（地域を基盤とした異年齢の集団）と、その活動を支える指導者と側面から援助する育成者（子どもをもつ親をはじめ、地域に住むすべてのおとなの人々）、さらに地域や社会のさまざまな集団・組織が集まって、子ども会活動が成り立っています。

　関市内にも数多くの「子ども会」の活動が展開していますが、組織がお互いに連携することでより充実した活動ができるように、市内の子ども会の連合体としての「関市子ども会育成協議会」が結成され、学校を越えた児童の交流や指導者・育成者同士の情報交換が行われています。

設立　　昭和41年
目的　　子ども会の育成、組織の充実ならびに、その活動の促進を通して児童、生徒の健全育成を期する。
事業　　(1) 子ども会指導者の養成および研修
          (2) 児童・生徒を対象とした健全育成の行事
          (3) 関係機関・団体との連絡協議
構成　　 11地区　163団体（令和5年10月現在）
代表　　足立　雅彦
事務局　関市若草通2丁目1番地　（関市生涯学習課内）

関市インリーダー研修会
　毎年6月の土・日の1泊2日の日程で、関市立中池少年自然の家にて開催しています。
　市内の小学5・6年生を対象に、レクリエーションや集団活動（オリエンテーリーング、野外炊事）を通じて、地域の子ども会活動の中心となるために必要なスキルなどを身に付けるために開催します。
　なお、研修会のプログラム作成、研修会での参加者への指導は、「ジュニアリーダーズクラブ」に入会している中・高校生が行います。

縄文土器づくり体験
　毎年10月、12月の2日間、塚原遺跡公園にて開催します。
　関市の歴史の一端に親しみつつ、親子で創作活動に取り組む機会を提供します。
　10月中旬の第1日目で土器の成形を行い約2か月乾燥させたのち、12月の第2日目に縄文時代の土器の焼き方を復元した野焼きで焼き上げます。

地区子ども会・単位子ども会への助成制度
　市内11地区の「地区子ども会」が行う催事や活動に対して各地区一律の金額を支給する「地区育成費」と、加盟地区の単位子ども会（※）が行う催事や活動の開催費用の一部を助成する「活動助成金」の2つがあります。
　※単位子ども会・・・日常の子ども会の活動単位となる組織。

子ども会安全共済会への加入制度
　市内各小学校の協力を得て、市内小学校の児童を「全国子ども会安全共済会」に加入することで、関市子ども会や各地区の子ども会が実施する活動や事業で事故などが発生した際、ケガや対物破損に対するサポートを行います。

　中学生・高校生主体のボランティア組織「関ジュニアリーダーズクラブ」の運営を行っています。
　関市子ども会の下部組織として関市子ども会育成協議会が実施する行事のサポート、関市の各種行事（いきいきフェスタ、二十歳の成人式など）のスタッフをしています。地区の子ども会への派遣も受け付けています。

例会
　原則として毎月1回わかくさ・プラザに集合し、子ども会・ジュニアリーダーズクラブの行事の準備を進めたり、レクリエーションの相互研鑽をはかります（臨時に開催する場合があります）。

関ジュニアリーダーズクラブ　春・秋の研修会（5月・11月）
　　5月の「春の研修会」は、6月の「インリーダー研修会」に向けての準備会です（一般児童の参加不可）。
　11月の「秋の研修会」では、レクリエーションの指導を通じてメンバーのスキルアップを図ります。
   ※「秋の研修会」については、関市内の小学生（4～6年生）が参加することもできます。小学校を通じて参加者を募集します。

　毎年1回、関市子ども会育成協議会広報紙「わかくさ」を発行しています。
　関市子ども会が実施する催事・活動の報告や地区子ども会の取組紹介などを掲載しています。

　広報紙は関市内の各小学校を通じて全児童には配布しておりますが、本サイトでもPDF版をご覧になることができます。

・（一財）岐阜県子ども会育成連合会（別ウインドウで開く）
　　岐阜県各市町村の子ども会組織が加盟する組織です。

・東海北陸地区子ども会連絡協議会（別ウインドウで開く）
　　東海北陸6県（岐阜、愛知、三重、福井、富山、石川）と名古屋市で構成されるブロック組織です。

・（公社）全国子ども会連合会（別ウインドウで開く）
　　子ども会の全国組織。子ども会のあらましや「子ども会安全共済会」の概要についてもご覧になれます。