セアカゴケグモにご注意ください
- ID:13281
セアカゴケグモにご注意ください
「セアカゴケグモ」は県内で相次いで生息が確認されており、すでに定着されていると考えられますので、ご注意ください。
【発見状況】 平成27年6月19日 長良川サービスエリア地内
令和元年6月12日 関市墓地公園内
セアカゴケグモとは
セアカゴケグモは外国から入ってきた特定外来生物です。
メスは毒を持っていますが、攻撃性は少なく、驚かせたりしない限り人を噛むことはありません。
特徴
メス(毒を持っている) : 体長が約7~10ミリで腹部が丸く、全体が光沢のある黒色をしており、腹部背面に赤色の縦すじ模様があります。
オス : 体長が約4~5ミリで腹部が細く、茶褐色をしています。
県内で発見されたセアカゴケグモ(メス)体長約1cm
生息場所の例
・排水口の側面やふたの裏
・花壇まわりのブロックのくぼみや穴、プランターと壁とのすき間
・墓石の花立と線香立ての間や、巻き石などのすき間
・自動販売機の裏、クーラー室外機の裏、浄化槽ブロアーカバーの内部などの、人工的な熱源の周り
・廃タイヤの内側、コンクリート製台座の裏側
・遊具やベンチの裏
噛まれた場合の症状
・噛まれると、はじめはチクリと針で刺したような痛みを感じます。
・やがて噛まれた部分のまわりが腫れて赤くなります。痛みはしだいに全身に広がります。
・脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの症状が数週間継続することがあります。
・重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます。
*通常は、数日から数ヶ月で回復する例が多く、重症になることはほとんどありませんが、子どもや高齢者の方は危険な場合もありますので注意が必要です。
噛まれた場合の対応
・万が一クモにかまれたら、患部を温水や石鹸水で洗います。
・できるだけ早く最寄りの病院を受診してください。可能であれば、噛んだクモを殺して持参してください。適切な治療につながります。
防除方法
・ 靴で踏みつぶすか、市販の家庭用殺虫剤を直接吹きかけることで駆除できます。
・ 清掃や花壇の手入れなど屋外で作業するときは、軍手などを着用します。
・ 生息しそうな場所に普段から注意し、クモの巣がはらないようにこまめに清掃します。
関連情報
セアカゴケグモの情報については、下記のリンクをご覧ください。
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます