特定外来生物について
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特定外来生物とは
外来生物法により、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。
特定外来生物に指定された生物については、飼育や栽培、保管、販売、譲渡、輸入、野外に放つことなどは原則禁止されています。またこれらに違反すると罰則が課せられることもあります。
オオキンケイギクについて
オオキンケイギクは5月~7月頃にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせる植物です。強靭で繁殖力が強く、いったん定着してしまうと在来種の生育場所を奪い、周囲の環境を変えてしまうため、平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定されました。
道路や河川沿いにみられますが、綺麗だからといって自宅の庭や花壇に植えないようにしてください。
和名:オオキンケイギク
科名:キク科
原産地 : 北アメリカ
特徴:キク科の多年草で高さ30~70cm程になる。
開花期は5~7月。強靭で繁殖力が強く、かつては観賞用・
緑化用として国内に導入された。強靱な性質のため全国
的に野生化し、河川敷や道路にしばしば大群落をつくってお
り、在来生態系への影響が危惧されている。
オオキンケイギクの駆除方法について
自宅の庭先などにオオキンケイギクを見かけたら以下のことに注意して駆除しましょう。
- 種子を地面に落とさないよう、種子が付く前に駆除することが望ましいです
- 基本的に生きたままの運搬が禁止されているため、根から引いたものは数日天日にさらして枯らしたり、袋に入れて腐らせたりして処理してください
なお、オオキンケイギクの栽培が禁止されている原因は、強靱な性質のため在来の生態系に被害を与えるからです。オオキンケイギクに毒が含まれていて危険であるなどの報告は、現在のところありません。
アレチウリについて
アレチウリは北米原産の一年草で、日当たりのいい河原や土手に群生して広がります。生育速度が非常に速く、十数メートルになることもあります。他の植物に覆いかぶさり、その植物の成長を妨げます。平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定されました。
河川敷や空き地で一面に緑の葉を茂らせているツル性植物はこのアレチウリの可能性があります。
和名:アレチウリ
科名:ウリ科
原産地 : 北アメリカ
特徴:ウリ科の一年生草本で、生育速度が非常に
速いつる性植物で、長さ数~十数メートルになる。群生
することが多い。果実に鋭い棘を密生する。広く分布し、
林縁、荒地、河岸、河川敷、路傍、原野、畑地、樹園地、
造林地などに生育する。 日当たりの良い場所を好む。
アレチウリの駆除方法について
アレチウリは一年草なので、落とす種子を減らすことが効果的です。アレチウリに覆われるまで放置すると駆除が難しくなりますので、大きくなる前に抜き取りを行いましょう。
- 地中に種子が残っていると10月頃までは発芽が続きますので、完全に駆除するにはこまめな抜き取りが必要です
- 基本的に生きたままの運搬が禁止されているため、根から引いたものは数日天日にさらして枯らしたり、袋に入れて腐らせたりして処理してください
アメリカオニアザミについて
アメリカオニアザミは7月~9月頃にかけて紅紫色の花を咲かせる植物です。特定外来生物には指定されていませんが、環境省の被害防止外来種に指定されており、生態系への被害が懸念されています。
葉や茎に固く鋭いトゲを持ち、手に刺さると痛みを伴います。
和名:アメリカオニアザミ
科名:キク科
原産地:北アメリカ
※画像は草加市ホームページ参照
アメリカオニアザミの駆除について
アメリカオニアザミを駆除するポイントは以下のとおりです。
・とげが固く鋭いので、厚手のゴム手袋や皮手袋をはめて安全対策をしたうえで、スコップ等の道具を用いて根から駆除してください
・可燃ごみとして処分する際は、とげがごみ袋を突き破るのを防ぐために、可能な限り新聞紙等でくるみましょう
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関市役所市民環境部環境課(北庁舎1階)
電話: 0575-23-7702
ファクス: 0575-23-7750
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