タバコと健康
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タバコと健康と受動喫煙防止
タバコの煙には200種類以上の有害物質が含まれています。喫煙は、がんや心臓病、糖尿病の発症の危険が高まるなど、健康に及ぼす影響が大きいといわれています。
また、タバコを吸う人より周囲の人が吸う煙(副流煙)の方が有害物質を多く含んでいます。
1日1箱(1箱600円)のタバコを吸う場合、1年で約22万円、10年で約220万円の費用がかかります。

受動喫煙が健康に悪影響を及ぼすことは、科学的に明らかであり、心筋梗塞や脳卒中、肺がんに加え、子どもの喘息や乳幼児突然死症候群等のリスクを高めることがわかっています。
これを踏まえ、受動喫煙防止対策の必要性という共有認識を拡大し、受動喫煙のない社会を目指しましょう。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは?
タバコの煙など有害物質を長期に吸い込むことで起こる肺の炎症で
従来「肺気腫」や「慢性気管支炎」などと呼ばれていた病気の総称です。

当たり前の生活を脅かすCOPD
COPDになると、仕事だけでなく、歩く・食べる・話す・寝るなど日常動作に息苦しさを伴い、
普段通りの生活ができなくなります。もちろんタバコを吸うことはできません。
COPDを予防する1番の近道は「禁煙」です。自分の力で難しい場合は、禁煙外来の力を借りれば、
成功率も高くなります。

禁煙はなぜ難しい?!

「今こそ絶対にやめる!」と決心してもタバコがやめられないのはなぜなのでしょう。
「タバコが止められないのは意思が弱いから」は必ずしも正しくありません。
からだの依存とこころの依存がタバコを止めにくくしている原因です。
特に、タバコの煙に含まれるニコチンには、麻薬にも劣らない依存性があります。

禁煙を成功するための秘訣
1 禁煙を決心した理由を、目に付くところに書きとめ、吸いたくなったら見直す。
2 禁煙補助剤(ニコチンパッチやガム、飲み薬)を利用する。
3 自分の喫煙パターンを振り返り、吸いたくなった時の対処方法を考えておく。

あなたの禁煙を支援します
止めたいけれど自信がない方、禁煙について詳しく知りたい方は、保健センターやかかりつけ医・かかりつけ薬局へのご相談をお勧めします。関市は禁煙にチャレンジしたい皆さんを応援するために禁煙外来治療費の一部を助成します。
関市禁煙外来治療費助成を受けられる方へ(別ウインドウで開く)
※禁煙補助剤は医薬品です。医師・薬剤師の指示に従い、使用上の注意を守り正しく使用してください。
なお、病院での禁煙治療は健康保険の適用になる場合もあります。

5月31日は、世界禁煙デーです

リンク(参考資料)
・ たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省ホームページ)
お問い合わせ
関市役所健康福祉部(福祉事務所)市民健康課(日ノ出町1丁目3-3 保健センター内)
電話: 0575-24-0111
ファクス: 0575-23-6757
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
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